Drishti Studioは、画面録画に必要な編集作業をほぼゼロにするmacOS専用アプリです。自動ズームがクリックとキーストロークを検知してズームポイントを生成し、余計な後処理なしにプロ品質の録画が完成します。

この記事でわかること

  • Drishti Studioが解決する「Electronアプリの重さ」問題
  • 自動ズームの仕組みと手動調整の余地
  • 4K/60fps・ProRes出力など書き出し仕様
  • Screen StudioやLoomとの料金・機能比較

重くてカクカクする画面録画ツールに別れを告げる

「録画した動画のどこを見せたいか、視聴者には伝わりにくい」「編集に時間がかかりすぎる」という悩みは、画面録画ツールを使う人なら一度は経験するはずです。

既存の多くのツールはElectronで作られており、アプリ本体が200MB超えになりがちです。Loomは約200MB、Screen Studioは約283MBあります。macOSのネイティブ機能を使わずブラウザエンジンの上に乗っているため、録画中のCPU負荷も高くなります。

Drishti Studioはこの問題にSwiftで向き合いました。アプリサイズは約32MB。Electron製ツールの10分の1以下です。

自動ズームが編集時間を大幅に削る

https://drishtistudio.app/

Drishti Studioの核心は「Auto-Zoom」機能です。録画中にカーソルの動き・クリック・キーストロークをリアルタイムで検知し、ズームインすべきタイミングを自動でタイムラインに記録します。

ポイントは「Smart Focus Point」と呼ばれる判定ロジックです。複数のレイヤーを次々クリックするような操作でも、ズームが画面中を飛び回ることなく、視聴者の注意が自然に集まる場所に留まります。自動生成されたキーフレームを後からドラッグして微調整することもできます。

録画の流れはシンプルです。

  • ⌘⇧2で録画開始 → カーソル・クリック・キーストロークをトラッキング
  • 録画終了後、自動生成されたズームキーフレームをタイムラインで確認
  • 必要な箇所のみ手動で調整し、エクスポート

主な機能

カラオケ字幕 ナレーションに合わせて単語ごとにハイライトが動くスタイルの字幕を自動生成します。タイミング・スタイル・同期はすべて自動で処理されます。

カーソルカスタマイズ カーソルの色・スタイル・サイズを変更できます。暗い背景でも見やすい白いカーソルに切り替えるといった調整が可能です。

バックグラウンドスタイリング グラデーション・壁紙・ブラーをかけてウィンドウの背景を整えられます。録画をそのまま出しても「ちゃんと作った感」が出ます。

書き出し仕様 最大4K/60fpsに対応。コーデックはH.264・HEVC・ProRes 422・ProRes 4444から選べます。映像編集ソフトに渡すロスレス素材が必要な場合はProResを使えます。

カメラオーバーレイ 顔出し録画用のフェイスカムバブルを表示できます。背景除去はリアルタイムで動作し、丸・四角・ワイドスクリーンの3形状から選択できます。

料金

プラン 価格
月額 $7/月
年額 月額より割安
ライフタイム $59(買い切り)

無料トライアルは30日間あります。Screen Studioの3日・Loomの14日と比べると、じっくり試せる期間が用意されています。

Screen Studio・Loomとの比較

項目 Drishti Studio Screen Studio Loom
アプリサイズ 約32MB 約283MB 約200MB
動作環境 ネイティブSwift Electron Electron
最大FPS 60fps 60fps 30fps
ProRes出力
自動ズーム
カラオケ字幕
オフライン利用
料金 $59(買い切り) 約$108/年 約$150/年

Loomはチーム共有機能が充実していますが、録画品質や書き出し仕様ではDrishti Studioに劣ります。Screen Studioは競合に近い機能セットを持ちますが、サブスクリプションのみで年間$108が必要です。買い切りを希望する場合、Drishti Studioの$59は選択肢に入ります。

まとめ

Drishti Studioは「自動ズームで編集を省く」「Swiftネイティブで軽い」「$59の買い切りで長期コストを抑える」の3点が強みです。チュートリアル動画・プロダクトデモ・技術解説など、画面録画を頻繁に作る人に向いています。30日間の無料トライアルで自動ズームの精度を実際に確かめてみるのが早いでしょう。