GitHub Copilotで使えるAIモデルが切り替わりました。
2026年5月6日、Claude Sonnet 4がGitHub Copilotの全機能から廃止されました。後継として公式に推奨されているのはClaude Sonnet 4.6です。ProやBusiness、Enterpriseなど全プランが対象で、Enterpriseプランでは管理者側の対応が必要なケースがあります。
この記事でわかること
- Claude Sonnet 4が廃止になった経緯と影響範囲
- Claude Sonnet 4.6の性能と前モデルとの違い
- Enterpriseプランでのモデル有効化手順
- 個人プラン(Pro/Pro+)での切り替え方法
Claude Sonnet 4が廃止された経緯
https://github.blog/changelog/2026-05-07-claude-sonnet-4-deprecated/
GitHubは2026年3月31日、Claude Sonnet 4の廃止予告を公開しました。当初の廃止日は5月1日でしたが、5月1日付で期日が5月6日に延長され、同日に廃止が実行されています。
廃止対象はCopilotが提供するすべての機能です。Copilot Chat、インライン編集、ask・edit・agentの各モード、コード補完のいずれも含まれます。廃止モデルの削除は自動で行われるため、削除目的の管理者操作は不要です。
Claude Sonnet 4.6との違い
https://www.anthropic.com/news/claude-sonnet-4-6
Claude Sonnet 4.6はAnthropicが2026年2月15日にリリースしたモデルです。コーディング・コンピュータ操作・長文の推論・エージェント動作の全域で前モデルより改善されており、GitHub Copilotの発表では「エージェント型コーディングに強く、検索操作で特に高い精度を発揮する」と説明されています。
性能面の主な変化は次のとおりです。
- コーディングベンチマーク(SWE-bench Verified): 79.6%(Sonnet 4.5比+2.4pt)
- コンピュータ操作(OSWorld Verified): 72.5%(同社最高値)
- 複雑なファイル操作時のトークン消費: Sonnet 4.5比70%減、精度38%向上
- プロンプトインジェクション耐性: Opus 4.6と同等水準まで改善
コンテキストウィンドウは1Mトークン(ベータ)へ拡大されています。APIの料金はSonnet 4.5から据え置きで、入力$3・出力$15(100万トークンあたり)です。GitHub Copilot内での利用料金もリリース時点では1xプレミアムリクエスト倍率が適用されていますが、今後変更される可能性があるとGitHubは案内しています。
CopilotでSonnet 4.6に切り替える方法
Pro・Pro+・Businessユーザー
追加の設定は不要です。VS Code、Visual Studio、github.com、GitHub Mobile(iOS/Android)、Copilot CLI、Copilot Coding Agentのモデルピッカーに「Claude Sonnet 4.6」が表示されるため、そこから選択するだけで切り替わります。
VS CodeではChat・ask・edit・agentの全モードで選択できます。Visual StudioではagentとaskモードにSonnet 4.6が対応しています。
Enterpriseユーザーと管理者
Copilot EnterpriseおよびCopilot Businessプランでは、管理者がモデルポリシーを有効化しないとユーザー側でモデルを選択できません。手順は以下のとおりです。
- Copilotの管理者設定を開く
- モデルポリシーでClaude Sonnet 4.6を有効化する
- VS Codeまたはgithub.comのモデルピッカーにモデルが表示されることを確認する
有効化後、ユーザーはモデルピッカーからSonnet 4.6を選べるようになります。設定を行わないままではモデルが表示されないため、ユーザーからの問い合わせが来る前に対応することを推奨します。GitHub Enterpriseユーザーで追加の質問がある場合はアカウントマネージャーに問い合わせる案内があります。
まとめ
Claude Sonnet 4は2026年5月6日をもってGitHub Copilotの全機能で利用不可になりました。後継のClaude Sonnet 4.6はコーディング精度の向上やトークン効率の改善が確認されており、料金も変わらないため、移行に伴うコスト増はありません。
ProやPro+、Businessプランのユーザーはモデルピッカーから選択するだけで移行が完了します。EnterpriseおよびBusinessプランの管理者はCopilot設定でモデルポリシーを有効化する必要があります。