AIトレーディングエージェントを実際に作り、発信している開発者向けに、Mossがコミュニティプログラム第2弾の募集を始めました。Claude購読特典やUSDT報酬、Mossダイヤモンドなど、制作と発信の両方に報いる設計です。
この記事では、2026年6月2日に公式Xで告知された「Moss Ambassador Program Round 2」の対象者、特典、申し込み方法を整理します。あわせて、Mossプラットフォームの位置づけと、別枠の「Agent Builders」プログラムとの違いも触れます。
この記事でわかること
- Round 2が求める参加者像と、第1回系プログラムとの違い
- 公式告知で明示されている特典(Claude購読、USDT、ダイヤモンドなど)
- 申し込みフォームのURLと、応募前に準備しておくこと
- Mossでトレードエージェントを作る際のプラットフォーム概要
Round 2は「作って発信する人」向けの再募集
2026年6月2日、Moss公式アカウント(@MossAI_Official)が「Moss Ambassador Program Round 2 is open」と告知しました。募集文の核心は次の一文です。「We’re looking for people who actually build trading agents and post about it.(トレーディングエージェントを実際に開発し、それについて投稿している人を探している)」
2025年12月に実施された「Moss Ambassador Program 2.0」は、14日間のスプリント形式で、紹介コード付きのUGC投稿や有効紹介数を競うコミュニティ拡大キャンペーンでした。参加者全員に300 Moss Diamonds、上位10名で340 USDTの配分が公式Medium記事で示されています。一方、今回のRound 2は、告知文面からトレードエージェントの構築実績と発信活動を前提とした募集に寄せています。名称に「2」が付くプログラムが複数あるため、応募時は告知ポストのリンク先フォームで第2弾かどうかを確認してください。
Mossとは何か
Mossは、自然言語でAIトレーディングエージェントを作成・検証・運用できるオープンプラットフォームです。公式GitBookでは「The First Open Platform for AI Trading Agents」と位置づけられています。
利用の流れは、平易な言葉で取引スタイルを記述すると、AIがレバレッジやエントリー閾値など30以上の戦略パラメータを生成し、Hyperliquidの実環境(手数料・スリッページ・ファンディングレート込み)でバックテストする、というものです。エージェントは週次でパフォーマンスを振り返り、戦術パラメータを微調整する設計も説明されています。現行フェーズでは利用料が無料とされ、エージェント一覧は moss.site/agent で公開されています。
Chrome拡張によるX上のリサーチ、シグナル監視、60秒予測でダイヤモンドを獲得するPredict機能など、周辺機能も moss.site に掲載されています。Round 2の対象は、このエージェント機能を使い、開発過程や結果を外部に発信できる人です。
公式が示す特典一覧
Round 2の告知ポストでは、特典が次の4項目に分けて列挙されています。
- Claude subscriptions(Claudeの購読特典)
- USDT rewards(USDT報酬)
- Moss diamonds(Mossダイヤモンド)
- Top ambassadors rewards(上位アンバサダー向け報酬)
Claude購読特典は、エージェント開発でClaudeやClaude Codeを使う層に直結するメリットです。USDTとダイヤモンドは、プラットフォーム内インセンティブと現金報酬の両方を用意する構成です。上位者向け報酬は、継続的に質の高い発信を行うアンバサダーを選ぶ意図が読み取れます。
なお、Round 2の告知では300ダイヤモンドや340 USDTといった具体額は記載されていません。これらの数字は2025年12月の「Ambassador Program 2.0」キャンペーンの公式記事に基づくものです。Round 2の配分条件は、選考開始後に公式チャンネルで追記される可能性があるため、応募前にTelegramコミュニティ(@mossai_official)や公式Xの更新を確認するのが確実です。
こんな人が応募の主眼
告知が重視しているのは、次の2点を同時に満たすことです。
- トレーディングエージェントを実際に構築している
- その過程や成果を公開投稿している
戦略分析、エージェントのパフォーマンスレビュー、PnLの共有、チュートリアル、他ツールとの比較など、実体験に基づくオリジナルコンテンツが想定されます。単に製品紹介を転載するだけでは、募集意図とずれます。
別プログラムの「Moss Agent Builders」は、月2投稿以上・フォロワー1,000人以上・Moss上で少なくとも1エージェント稼働など、より細かい参加条件を公式Mediumで公開しています。Round 2は告知が簡潔なため、Agent Buildersの条件がそのまま適用されるとは限りません。ただし、「エージェントを動かし、発信する」という方向性は共通です。AI開発ツール(Claude、Cursor、OpenClaw、Minimaxなど)の利用経験や、クオンツ・トレードのバックグラウンドは、Buildersプログラムでは加点要素として挙げられています。
申し込み方法
https://forms.gle/s7YNxvFLrbinJ7xy6
Round 2の申し込みは、上記Googleフォームから行います。告知ポストの短縮URL(t.co/JTMVkV5WwV)も、同じフォームに解決されます。Agent Builders用フォーム(forms.gle/DV2jXZnsjMQWvYWq7)とはURLが異なるため、プログラムを取り違えないよう注意してください。
フォーム本文は取得できませんでしたが、Buildersプログラムの申請項目は、Xプロフィールリンク、Telegramユーザー名、参加動機(2〜3文)、利用中のAIツール、代表作ツイートのリンクです。Round 2でも同様の情報を求められる可能性が高いです。応募前に、Mossでエージェントを1つ以上用意し、関連する投稿URLを手元にまとめておくとスムーズです。
Agent Buildersとの使い分け
Mossには、コミュニティ向け施策が複数並行しています。
| プログラム | 主な狙い | 公式情報源 |
|---|---|---|
| Ambassador Program Round 2 | トレードエージェントの構築と発信 | 2026年6月の公式X告知 |
| Moss Agent Builders | 月次で継続投稿するクリエイター育成 | 公式Medium(2026年4月) |
| Ambassador Program 2.0(2025年12月) | 紹介・UGC投稿の短期キャンペーン | 公式Medium |
Agent Buildersは、毎月の投稿本数やCore Builder(月間上位5名)の称号、四半期ごとのグランプリ(Mac miniやAIツール購読など)まで、継続参加を前提に設計されています。Round 2が単発キャンペーンか、Buildersへの入口かは、現時点の告知だけでは断定できません。長期で発信する予定があるなら、両方の公式情報を追い、要件の重複を確認するのがよいでしょう。
参加前に押さえる技術的な前提
エージェント開発の土台として、Mossは自然言語から戦略パラメータを生成し、Hyperliquid連携のバックテスト環境で検証する、という流れを公式ドキュメントで説明しています。ブラックボックス型の売買シグナル配信ではなく、パラメータの可視化と編集、週次の戦術調整(コア戦略は固定)を掲げています。
ホスト型のマネージド実行に加え、OpenClawやClaude経由のセルフホスト実行にも言及があります。発信コンテンツでは、バックテスト結果の見方、実運用との差、リスク設定の意図を具体的に書くと、告知が求める「actually build」に合致しやすくなります。
締めに向けて
Moss Ambassador Program Round 2は、AIトレーディングエージェントの実装と情報発信の両方を行う開発者を対象に、Claude購読特典・USDT・ダイヤモンド・上位者報酬を用意した再募集です。プラットフォーム側は自然言語でのエージェント生成とHyperliquid向け検証を無料提供しており、発信者にとっては「作ったものを見せる場」と「報酬の場」が同時に用意された形です。
応募は公式告知のフォームから行い、数値条件や活動期間は公式XとTelegramで随時確認してください。エージェント開発の知見を公開し続けたい人にとって、実利とコミュニティの両方を取りにいけるタイミングと言えます。