DeepSeekが最上位モデル「DeepSeek-V4-Pro」のAPI料金を期間限定で75%OFFにした。5月5日 15:59(UTC)まで有効で、Claude Code・OpenCode・OpenClawとの公式連携もアップデートされている。
この記事でわかること:
- DeepSeek-V4-Pro APIの割引価格と有効期限
- Claude Codeへの設定手順(環境変数8行)
- OpenCode・OpenClawでの有効化方法
- 注意しておきたい料金変動のリスク
https://x.com/deepseek_ai/status/2048062777357750316
DeepSeek-V4-Proとはどのようなモデルか
DeepSeek-V4-Proは2026年4月24日に公開された、DeepSeekの最上位APIモデルだ。コンテキストウィンドウは1Mトークン、最大出力は384Kトークンで、思考過程を段階的に展開する「シンキングモード」をデフォルトで持つ。
シンキングモードをオフにする「非シンキングモード」へも切り替えられるため、タスクの性質に応じて動作を選べる。Tool Calls・JSON Output・FIM Completion(ベータ)にも対応しており、コーディングエージェントとして実用的な機能が揃っている。
プロモーション価格の詳細
https://api-docs.deepseek.com/quick_start/pricing
通常料金と75%OFF後の料金を比較すると、コスト削減の規模がわかる。
| 区分 | 通常料金(1Mトークン) | 75%OFF後 |
|---|---|---|
| 入力(キャッシュヒット) | $0.145 | $0.03625 |
| 入力(キャッシュミス) | $1.74 | $0.435 |
| 出力 | $3.48 | $0.87 |
割引後の出力料金は$0.87/1Mトークンだ。軽量版の「DeepSeek-V4-Flash」($0.28/1M出力)よりは高いが、1Mコンテキストとシンキングモードを使える最上位モデルとしては、試しやすい水準に下がっている。
この割引は2026年5月5日 15:59(UTC)まで有効だ。DeepSeek公式は「価格は変動する可能性がある」と明記しているため、長期利用を前提にするなら料金ページをこまめに確認したい。
Claude Codeでの設定手順
https://api-docs.deepseek.com/guides/coding_agents
Claude CodeはDeepSeek APIのAnthropicフォーマットに対応している。以下の環境変数を設定するだけで、DeepSeek-V4-Proをバックエンドとして動かせる。
export ANTHROPIC_BASE_URL=https://api.deepseek.com/anthropic
export ANTHROPIC_AUTH_TOKEN=<your DeepSeek API Key>
export ANTHROPIC_MODEL=deepseek-v4-pro[1m]
export ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL=deepseek-v4-pro[1m]
export ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL=deepseek-v4-pro[1m]
export ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL=deepseek-v4-flash
export CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL=deepseek-v4-flash
export CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=max
モデル名に [1m] を付けることで1Mトークンのコンテキストが有効になる。サブエージェント用には軽量な deepseek-v4-flash を割り当てることでコストを抑えられる構成だ。
APIキーはDeepSeekプラットフォーム(platform.deepseek.com/api_keys)で発行する。Windowsの場合はPowerShellで $env: 形式の同じ変数名を設定すればよい。
OpenCodeでの設定
OpenCodeはバージョンv1.14.24以上へのアップデートが前提となる。端末で opencode コマンドを実行し、入力欄で /connect と入力後に deepseek を選択、APIキーを入力すれば連携が完了する。モデルは「DeepSeek-V4-Pro」を選ぶ。
OpenClawでの設定
OpenClawはv2026.4.24以上で対応する。初回起動時のセットアップ画面でプロバイダーを「DeepSeek」に選び、APIキーとモデル名(deepseek-v4-pro)を設定する。既にインストール済みなら openclaw onboard --install-daemon でセットアップを再実行できる。
デフォルトモデルの入力欄では「Enter model」を選択し、deepseek-v4-pro と直接入力する手順だ。
注意しておきたいこと
今回の割引はDeepSeek APIへの直接アクセスが対象で、DeepSeekウェブ版の利用料金は対象外だ。また、プロモーション終了後は通常料金(出力$3.48/1Mトークン)に戻るため、5月5日以降も使い続ける場合はコスト計算をあらかじめしておきたい。
DeepSeekは「価格を調整する権利を保持する」と記載しており、プロモーション期間が短縮・延長される可能性もゼロではない。料金に敏感なプロジェクトでは公式ページの確認を習慣にしておくとよい。
まとめ
DeepSeek-V4-Pro APIは75%割引の期間中、出力$0.87/1Mトークンで使える。1Mコンテキストとシンキングモードを必要とする場面で、コスト効率の大きな選択肢になる。Claude Code・OpenCode・OpenClawいずれも設定のハードルは低く、APIキーと数行の設定で即日試せる。5月5日の期限前に動作確認しておきたい。