Claude一つで、30以上のAIモデルを使って動画・画像を生成できる時代になった。

2026年4月28日、Higgsfield AIが「Higgsfield MCP」を正式リリースした。Claude、OpenClaw、Hermes Agentなど主要AIエージェントから、Seedance 2.0やKling 3.0、Veoをはじめとする動画モデルと、FluxやGPT Image 2.0などの画像モデルを一つのコネクターで利用できる。

この記事でわかること:

  • Higgsfield MCPの概要と対応エージェント
  • 利用できる画像・動画モデルの種類
  • ClaudeへのMCP接続手順
  • 主な機能と料金プランの概要

Higgsfield MCPとは

Higgsfield AIは、AI動画・画像生成のインフラを提供する企業だ。同社が提供する「Higgsfield MCP」は、MCP(Model Context Protocol)を介してClaudeなどのAIエージェントとHiggsfieldの生成モデル群をつなぐサーバーだ。

MCPはAIエージェントが外部ツールにアクセスするためのオープンな標準規格で、一度接続すれば会話の中で自然に画像や動画の生成を依頼できる。2026年4月28日の正式リリースにより、エージェント内でのエンドツーエンドのコンテンツ制作が実用レベルに達した。

対応エージェント

Higgsfield MCPは以下のエージェントで動作する。

  • Claude(Web版・Cowork・Claude Code)
  • OpenClaw
  • Hermes Agent
  • NemoClaw

MCPをサポートするクライアントであれば原則どれでも接続できる設計になっており、今後対応範囲はさらに広がる見込みだ。

利用できるモデル

Higgsfield MCPを通じて30以上のモデルにアクセスできる。

画像モデル(16種以上)

Soul、Nano Banana Pro、Flux、Seedream、Cinema Studio、GPT Image 2.0などが含まれ、最大4K解像度の出力に対応する。

動画モデル(17種以上)

Seedance 2.0、Kling 3.0、Veo、Minimax Hailuo、Sora 2など業界トップクラスのモデルが揃っている。テキストからの生成だけでなく、画像を入力として動画化することも可能だ。

モデルを指定しなかった場合、Claudeがタスクに最適なモデルを自動で選択する。

主な機能

Text-to-Image / Text-to-Video

テキストプロンプトを入力するだけで画像や動画を生成できる。アスペクト比、解像度、動画の長さはプロンプト内で自然言語で指定すればよい。

アセットライブラリ

過去に生成したすべての画像・動画をClaude内から参照できる。以前の出力を新しい生成のリファレンスとして再利用することも可能だ。長期のプロジェクトや複数シーンにまたがる制作でも、素材を一カ所に集約して管理できる。

Soul Character(キャラクタートレーニング)

特定のキャラクターをトレーニングし、複数フレーム・複数シーンを通じて一貫した見た目を維持できる。映像制作やストーリーボード作成で同一人物・キャラクターを何度も登場させる用途に有効だ。

マーケティングスタジオ

商品のURLやスナップ写真を渡すだけで、キャンペーン用の画像・動画を自動生成する。UGC、アンボクシング、商品レビュー、ハイパーモーション、TVスポットなど9種類のビデオプリセットが用意されており、フォーマットを指定して呼び出せる。

Claudeへの接続手順

  1. Claudeの設定を開き「Connectors(コネクター)」に進む
  2. 「カスタムコネクターを追加」を選択する
  3. 名前に「Higgsfield」、URLに https://mcp.higgsfield.ai/mcp を入力する
  4. 「追加 → 接続」をクリックし、Higgsfieldアカウントでサインインする

設定が完了すれば、Claudeとの会話内で「画像を生成して」「このシーンを動画にして」と指示するだけで動作する。外部アプリを切り替える必要はない。

料金プラン

Higgsfield AIはクレジット制を採用している。生成の種類や解像度によって消費クレジット数が異なる。

プラン 月額(月払い) 月額(年払い) 月間クレジット
Free $0 $0 50
Creator $29 $24 500
Studio $199 $166 5,000

Freeプランでも月50クレジット分を無料で試せる。商用ライセンスはCreator以上が対象で、Freeプランで生成したコンテンツには商用利用の権利がない。年払いにするとCreatorプランで約17%、Studioプランで約16%の割引になる。

まとめ

Higgsfield MCPにより、Claudeとの会話の流れの中で画像・動画の生成が完結するようになった。30以上のモデルを一つのコネクターで使えるため、都度ツールを切り替えることなく、プロンプトから制作物まで一気通貫で進められる。Freeプランから始めて動作を確認し、用途に応じてプランを選ぶのが現実的な出発点だ。