Claude Code公式コースが無料公開 MCP・GitHub統合まで学べる
AnthropicがClaude Codeの使い方を体系的に教える公式コース「Claude Code in Action」を無料で公開した。MCP連携やGitHub統合、HooksとSDKまでカバーする実践的な内容で、修了すると公式の認定証を取得できる。
この記事でわかること:
- Claude Code in Actionのカリキュラム全体像
- 各セクションで何を学べるか
- 修了証の取得方法とLinkedInへの追加手順
- 受講に必要な前提知識と登録方法
https://anthropic.skilljar.com/claude-code-in-action
「Claude Code in Action」とは
Anthropicが運営する学習プラットフォーム「Anthropic Academy」上で公開されているClaude Codeの公式コースです。2026年3月にAnthropicがAcademyを立ち上げて以来、Claude APIやエージェント開発に関する複数のコースを無料で提供しており、その中でも特に実践的なのがこのコースです。
コースはSkillJar(外部のLMSプラットフォーム)上で提供されており、Anthropicアカウントがなくてもメールアドレスだけで登録できます。費用は一切かかりません。
このコースが解決する課題
Claude Codeは強力なコーディングエージェントですが、「何ができるか」「どう使えば効率的か」という情報が断片的でした。公式ドキュメントはあるものの、MCPサーバーの接続やHooksの実装といった応用的な使い方は、試行錯誤しながら覚えるのが現実でした。
「Claude Code in Action」はそのギャップを埋めるために作られています。AIコーディングアシスタントの内部構造から始まり、日常的な開発タスクへの適用、そしてMCPやSDKを使った拡張まで、一本の流れで学べる設計になっています。
カリキュラムの構成
コースは大きく7つのセクションに分かれており、合計約1時間の動画と複数の演習で構成されています。
What is Claude Code?
最初のセクションでは、AIコーディングアシスタントが「どのようにしてコードを読み、変更を加えるのか」という技術的な基礎を解説します。ツールシステムの仕組みや、Claude Codeがファイルを読み書きするための内部構造を理解することで、以降の実践的な内容が頭に入りやすくなります。
Getting hands on
Claude Codeのセットアップからプロジェクトへの適用まで、実際に手を動かしながら学ぶセクションです。コンテキストの追加方法やコード変更の指示の仕方など、日常的な使い方の基本がここで身につきます。
Controlling context
Claude Codeが長い会話を通じて適切な情報を参照し続けるためのコンテキスト管理を扱います。プロジェクトのどのファイルをどのタイミングで参照させるか、という設計の考え方がわかります。
Custom commands
繰り返し行う作業をカスタムコマンドとして自動化する方法を学びます。プロジェクト固有の操作をClaude Codeに覚えさせることで、毎回同じ指示を書く手間が省けます。
MCP servers with Claude Code
Model Context Protocol(MCP)は、外部ツールやサービスをClaude Codeに接続するための仕組みです(初出)。このセクションではブラウザ操作の自動化や専門的な開発ワークフローへの連携方法を扱います。Claude Codeの機能を大幅に拡張できる領域で、コース全体でも特に応用度が高い内容です。
Hooks and the SDK
HooksはClaude Codeが特定のアクションを実行する前後に、カスタム処理を挿入する仕組みです(初出)。このセクションではフックの定義から実装、実際に役立つフックの例まで丁寧に解説されています。また、Claude Code SDKを使ってプログラムからClaude Codeを操作する方法も学べます。
GitHub integration
最終セクションでは、Claude Codeを既存のGitHubワークフローに組み込む方法を扱います。プルリクエストの自動レビューや、CI/CDパイプラインへのAI統合など、チーム開発での活用シナリオが具体的に示されています。
修了証の取得
コース終了時のクイズに合格すると、Anthropicが発行する公式の修了証を取得できます。証明書はSkillJarプラットフォーム上でダウンロードでき、LinkedInのプロフィールに資格として追加することも可能です。
AIや開発者向けのポジションを対象にした採用市場において、Claude開発元であるAnthropicが直接発行する証明書は、スキルの証明として一定の価値があります。
受講対象者と前提条件
対象はコーディングワークフローにAIを組み込みたいソフトウェア開発者、およびGitHub連携でチーム全体の開発を効率化したいエンジニアチームです。
前提条件として、ターミナルとコマンドラインへの基本的な慣れと、Gitによるバージョン管理の基礎知識が必要です。プログラミング初心者向けではなく、すでに開発ツールを日常的に使っている人が対象になっています。
なお、Claude Code 101という別の入門コースも用意されていますが、こちらはProプランやMax/EnterpriseプランのAnthropicアカウントが必要です。「Claude Code in Action」はアカウント不要で受講できる点が大きな違いです。
Courseraでも受講可能
Anthropic SkillJar以外に、Courseraにも同コンテンツが提供されています。Courseraアカウントをすでに持っている人や、Courseraの学習ログにまとめて記録したい場合はそちらも選択肢になります。
受講方法
- anthropic.skilljar.com にアクセスする
- メールアドレスで無料登録する(Anthropicアカウント不要)
- 「Claude Code in Action」を選んで受講開始
スマートフォンからも受講できますが、実際のターミナル操作を伴う演習はPCで行うことを推奨します。
Claude Codeを導入済みだが使いこなせていない、あるいはMCPやHooksまで手が回っていない、という開発者にとって、公式が体系的にまとめたコースは実用的な入り口になります。