アメリカ建国250周年のIndependence Dayに、グランドキャニオンからヨセミテまで空から巡れる。
Microsoft Flight Simulator 2024(以下MSFS 2024)の無料アップデート「World Update 22: US National Parks」が、2026年7月4日に配信されます。Xbox Games Showcase 2026で公式トレーラーが公開され、30か所以上の国立公園・国立記念碑と飛行可能なGoodyear Blimpが追加されることが発表されました。秋にはエアレースコンテンツも続きます。
この記事でわかること
- World Update 22の配信日と追加コンテンツの全体像
- 対象となる国立公園の規模と収録エリア
- Goodyear Blimpと秋配信予定のNational Championship Air Races
- 対応プラットフォームと料金
World Update 22で何が変わるか
World Update 22は、MSFS 2024に届く22回目の無料ワールドアップデートです。今回のテーマは全米の国立公園と国立記念碑で、ヨセミテ、グランドキャニオン、イエローストーン、ザイオン、デスバレー、マウントレニア、バッドランズ、ラッシュモア山など、トレーラーで20か所以上の名所が紹介されています。公式発表では「30か所以上」とされており、海岸から砂漠、山岳、峡谷まで地形のバリエーションが幅広いのが特徴です。
併せて、観光飛行でおなじみのGoodyear Blimpが操作可能機体として追加されます。追加料金は不要で、MSFS 2024を所有するプレイヤー全員が7月4日から利用できます。
アメリカ建国250周年に合わせた背景
配信日の7月4日は、アメリカ合衆国の独立宣言から250年目を迎える日です。Microsoftは公式サイトで「アメリカの広大な景観の美しさと雄大さを祝う」と説明しており、建国記念のタイミングとコンテンツのテーマが一致しています。
World Updateは、MSFS 2020から続く地域別の無料景観強化シリーズです。空港やランドマークの精緻化を行う従来型のアップデートに加え、今回は国立公園という明確なテーマで景観を深掘りする方針が取られています。
40万平方キロメートル超の追加エリア
Xbox Wireの発表によると、World Update 22は12州にまたがる40万平方キロメートル超のエリアをカバーします。対象州はアリゾナ、カリフォルニア、コロラド、ネバダ、ニューメキシコ、ノースダコタ、オレゴン、サウスダコタ、テキサス、ユタ、ワシントン、ワイオミングです。
トレーラーではメイン州のアカディア国立公園、グレートスモーキー山脈、ドライトルトゥガス、ビッグベンド、グアダルーペ山脈、ロッキー山脈、グレートサンドデューンズ、キャニオンランズ、ブライスキャニオン、クレーターレイク、ノースカスケード、グレイシャー、グランドティトンなども映っています。実際の国立公園を訪れなくても、低高度飛行で地形の起伏や植生の違いを体感できる構成です。
秋に続くNational Championship Air Races
World Update 22とは別枠で、2026年秋にNational Championship Air Racesが追加されます。世界最速のモータースポーツと位置づけられ、ネバダ州リノの歴史的コースとニューメキシコ州ロズウェルの新コースが収録されます。
レースクラスはJet Class、Biplane Class、T-6 Class、Unlimited Class、STOL Drag Classの5種類です。MSFS 2020で配信されたReno Air Racesの後継的位置づけと、コミュニティメディアのStormbirdsでは紹介されています。景観アップデートに加え、競技飛行のゲームプレイが強化される流れです。
対応環境と料金
World Update 22とNational Championship Air Racesは、Xbox Series X|S、Xbox on PC、クラウド、Xbox Game Passで利用できます。Xbox Play Anywhere対応のため、一度購入すればXboxとPC間でデータを共有できます。Simulation Dailyの報道では、MSFS 2024はPC、Xbox Series X|S、PS5でも提供中とされていますが、今回の発表で明示されたのはXbox系プラットフォームです。
World Update 22自体は無料です。ゲーム本体の購入またはGame Pass加入が前提になりますが、追加の景観パック購入は不要です。
従来のWorld Updateとの違い
これまでのWorld Updateが広域の地形精緻化や空港強化を中心にしていたのに対し、今回は国立公園と記念碑に焦点を当てたテーマ型アップデートです。景観のスケールも40万平方キロメートル超と、単一アップデートとしては大きな面積をカバーします。
機体面では、Goodyear Blimpのような低速・低高度向けの機体が加わり、峡谷や山岳をゆっくり眺める遊び方がしやすくなります。秋のエアレース追加により、MSFS 2024は観光飛行と競技飛行の両方を無料で拡張する方針が見えてきました。