Google Chromeにビルトインされたアシスタント「Gemini in Chrome」が、2026年4月21日から日本を含むアジア太平洋7か国・地域で提供開始されました。
Webブラウジング中に「この記事を要約してほしい」「複数のタブを見比べて違いを教えてほしい」と感じたことはないでしょうか。Gemini in ChromeはそのAIアシスタントをブラウザに直接組み込み、GmailやGoogle Calendarとも連携します。
この記事では、日本で使えるようになった機能・対応デバイス・具体的な使い始め方をまとめます。
この記事でわかること
– Gemini in Chromeで何ができるか
– 日本での対応デバイスと現時点の制限
– 実際の起動・設定方法
米国先行から日本へ、段階的に展開
Gemini in Chromeはもともと米国で先行提供されていました。2026年3月にカナダ・インド・ニュージーランドへ拡大し、4月21日からアジア太平洋地域へ展開されました。
今回の対応国はオーストラリア・インドネシア・日本・フィリピン・シンガポール・韓国・ベトナムの7か国です。
Gemini in Chromeでできること
タブ要約・タブ比較
長い記事を開いた状態でGeminiに話しかけると、要点をまとめた要約を返してくれます。複数のタブを開いて情報を比較しているときは、内容の違いをまとめて説明する「タブ比較」機能も使えます。リサーチや価格比較など、タブを大量に開く作業と相性が良いです。
Gmail・Google Calendar・Maps連携
Geminiはブラウザ上からGmailの下書き作成やGoogle Calendarへの予定追加もできます。「〇〇の件でメールを書いて」とチャットで伝えるだけで下書きが生成されます。Chromeを離れずにタスクを完結できる点が大きな利点です。
画像変換(Nano Banana 2)
「Nano Banana 2」はテキストプロンプトで画像を変換するGoogleのモデルです。Webページ上の画像を選択し、「背景を削除して」「スケッチ風にして」などと指示すると、変換結果をその場で受け取れます。
Personal Intelligence(個別最適化)
閲覧履歴や過去の会話をもとに、ユーザーごとにカスタマイズされた回答を生成する機能です。セッションをまたいで会話の文脈を引き継ぐため、毎回説明し直す手間を省けます。
日本での対応状況
日本ではデスクトップ(Windows・macOS・Chromebook Plus)のみ対応しています。他の国ではiOSへも提供されていますが、日本はデスクトップ限定です。
AI Pro・AI Ultra サブスクリプション利用者向けに、自動タスク実行機能も段階的に追加される予定です。
使い始め方
- ChromeブラウザをWindows・macOSの最新版に更新する
- Googleアカウントでサインインする
- 画面右上のGeminiアイコンをクリックするか、設定の「AI innovations」から有効化する
iOSでは(日本を除く対応国で)アドレスバー左側のアイコンからアクセスできます。
まとめ
Gemini in Chromeは、ブラウジング中の「要約・比較・生成」をブラウザ一つで完結させるAI機能です。日本では現時点でデスクトップのみの対応ですが、設定はワンクリックで完了するため、まず試してみる価値は十分あります。iOSへの拡張も今後期待できます。
