ChatGPTで会話しながら、そのまま動画を生成できるようになりました。
AI動画プラットフォームのVEEDが、ChatGPT向けのMCPアプリを2026年4月29日に公開しました。画像を渡して「この人にしゃべらせて」と指示するだけで、AIアバターが話す動画が返ってくる仕組みです。
この記事でわかること
- VEEDのChatGPT MCPアプリで何ができるか
- ChatGPTのMCPアプリとは何か
- VEEDの既存機能「VideoGPT」との違い
- 料金プランと始め方
VEEDのChatGPT MCPアプリとは
VEEDは、ブラウザ上で動画編集ができるAI動画プラットフォームです。自動字幕生成やAIアバター、テキスト読み上げなど、動画制作を効率化する機能を備えています。
今回公開されたMCPアプリは、ChatGPTの会話画面からVEEDの動画生成機能を直接呼び出せるようにするものです。従来はVEEDのサイトに移動して操作する必要がありましたが、MCPアプリを使えばChatGPTのチャット上で指示を出すだけで動画が完成します。
公式の発表によると、主にできることは3つです。画像を渡して「この画像をしゃべらせて」と指示するトーキングアバター生成、キャラクターと音声を選んでの動画作成、そしてテキストプロンプトからの動画生成です。
ChatGPTのMCPアプリとは
MCP(Model Context Protocol)は、AIモデルが外部ツールやサービスと連携するための標準プロトコルです。ChatGPTはこのMCPに対応したアプリの仕組みを提供しており、サードパーティのサービスがChatGPTの会話内で直接機能を提供できます。
ChatGPTのMCPアプリは、従来のGPTs(カスタムGPT)やプラグインとは異なります。MCPアプリはChatGPTのツールメニューから追加でき、通常のチャット画面で会話しながらそのままツールの機能を使えます。書き込みや変更を伴う操作には確認画面が表示されるため、意図しない動作が実行される心配もありません。
現在、ChatGPTのMCPアプリはBusiness、Enterprise、Eduプランで利用できます。個人向けのPlus/Proプランへの対応状況は、OpenAIの公式ヘルプを確認してください。
既存のVideoGPTとの違い
VEEDにはすでに「VideoGPT」というChatGPT連携機能があります。これはカスタムGPT(GPTs)として提供されており、ChatGPT Plusユーザーなら誰でもアクセスできます。テキストプロンプトを入力すると、ストック素材やBGMを組み合わせた30秒〜3分程度のショート動画を自動生成します。
VideoGPTとMCPアプリの違いは、動作する仕組みと対象ユーザーにあります。VideoGPTはカスタムGPTなので、専用のチャット画面に切り替える必要があります。一方、MCPアプリは通常のChatGPTチャットにツールとして追加する形式です。ほかのMCPアプリと組み合わせて使えるため、たとえばデータ分析の結果をそのまま動画にまとめるといったワークフローが1つの会話で完結します。
また、MCPアプリではトーキングアバター機能が強調されています。画像をアップロードしてキャラクターと音声を選ぶだけで、その画像が話す動画を生成できます。VEED本体が持つ60種類以上のAIアバター、120以上の言語への対応、リップシンクといった機能がChatGPT経由でも利用できる形です。
VEEDの料金プラン
VEEDは4つのプランを提供しています。無料プランでは、10分までの動画作成と月30分の自動字幕が使えます。ただし、書き出した動画にVEEDのウォーターマークが入ります。
Liteプランは月額12ドル(年払い)で、720pでの書き出しとウォーターマーク非表示に対応します。Proプランは月額24ドル(年払い)で、1080p書き出し、AIアバター、ブランドキットなど本格的な機能が使えます。AIアバターを活用したい場合はProプラン以上が必要です。Businessプランは1席あたりの課金で、チームでの共同編集やガバナンス機能が加わります。
VideoGPT経由での動画生成は無料プランでも利用可能です。MCPアプリ経由でどのプランが必要かは、VEEDの公式サイトで最新情報を確認してください。
まとめの代わりに
ChatGPTのMCPアプリとして動画生成ツールが登場したことで、テキストベースのAIワークフローに動画出力が加わりました。リサーチからスクリプト作成、動画生成までを1つのチャットで完結させたいユーザーにとって、VEEDのMCPアプリは試す価値があります。

